エルサレム:イエメンからイスラエル中央部に発射された地対地ミサイルが、無人の地域に落下し、負傷者は出なかったと、イスラエル軍が日曜日に発表した。
その数分前には、テルアビブやイスラエル中部一帯で空襲警報が鳴り響き、住民たちは避難所へと走った。
「先ほどイスラエル中部で鳴った空襲警報の後、地対地ミサイルが東からイスラエル中部に飛来し、開けた地域に落下したことが確認された。負傷者は報告されていない」と軍は発表した。
軍によると、この地域では大きな爆発音も聞こえたが、これは発射されたミサイル迎撃システムによるものだという。また、イスラエル住民に対する防護ガイドラインに変更はないとも付け加えた。
ロイター通信の目撃者によると、イスラエル中央部の野原に煙が立ち上っているのが見えたが、火災がミサイルまたは迎撃システムの破片によって引き起こされたものかどうかは不明である。
7月には、イランと連携するイエメンのフーシ派がテルアビブに向けて長距離無人機を発射し、1人が死亡、4人が負傷した。この攻撃を受けてイスラエルはイエメンのホデイダ港付近のフーシ派軍事目標に対して大規模な空爆を行い、少なくとも3人が死亡、87人が負傷した。
ロイター