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UNRWA事務局長:ガザ地区でのポリオ予防接種率は90%に達した

イスラエルとハマスの紛争中、2024年9月10日、ガザ地区北部のジャバリアで、ポリオの予防接種を受けるパレスチナ人の子供。(ロイター)
イスラエルとハマスの紛争中、2024年9月10日、ガザ地区北部のジャバリアで、ポリオの予防接種を受けるパレスチナ人の子供。(ロイター)
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16 Sep 2024 09:09:53 GMT9
16 Sep 2024 09:09:53 GMT9

ガザ地区:ガザ地区でのポリオ予防接種率は90%に達したと、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の事務局長が月曜日に発表した。さらに、次のステップは、今月末までに数十万人の子供たちに2回目の予防接種を確実に実施することだと付け加えた。

9月1日に開始された、ガザ地区の10歳未満の約64万人の子供たちへのポリオ予防接種キャンペーンは、イスラエルとハマス間の紛争が継続しているため、UNRWAとそのパートナーにとって大きな課題となった。

これは、25年ぶりにパレスチナ自治区で2型ポリオウイルスによる小児麻痺患者が確認されたことを、世界保健機関(WHO)が先月確認したことによるものだ。

今月初めには、ガザ地区の中央部と南部に住む44万6000人以上のパレスチナ人の子供たちに予防接種が行われた。ガザ地区北部の子供たち20万人への予防接種キャンペーンは、立ち入り制限や避難命令、燃料不足にもかかわらず、9月10日に開始された。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長は、ガザ地区におけるポリオ予防接種キャンペーンの第1ラウンドは成功裏に終了したと述べ、同地区の子供の90パーセントが初回投与を受けたことを付け加えた。

「紛争当事者は、求められたさまざまな『人道上の停戦』を概ね尊重しており、政治的な意思があれば、援助を中断することなく提供できることを示している。我々の次の課題は、9月末までに子供たちに2回目の投与を行うことだ」と彼はXに書き込んだ。

イスラエルは、ハマスがイスラエル南部に衝撃的な侵攻を行い、イスラエル側の集計によると約1,200人が死亡、約250人が人質となったことを受け、昨年10月7日にガザ地区に対する軍事作戦を開始した。

その結果、ガザ地区に対する攻撃により、同地区の保健省によると41,000人以上のパレスチナ人が死亡し、同地区の大部分が瓦礫と化した。

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