
モスクワ:ロシアとウクライナは金曜日、アラブ首長国連邦の仲介により合意に達し、それぞれ捕虜95人を交換したとロシア国防省が発表した。
ロシア国防省は、メッセージアプリ「Telegram」への投稿で、帰還したロシア軍兵士たちは、2年半以上続く紛争においてロシアの最も緊密な同盟国の一つであるベラルーシで健康診断を受けていると述べた。
ウクライナ当局からの交換に関する即時の発表はなかった。
捕虜の利益を代弁するとしているロシアの民間団体は、帰還者のリストを公表し、帰国した者の大半は、8月にウクライナ軍が侵攻したクルスク地域で捕虜となった者であると発表した。
ロシア軍は、捕虜となった地域の一部を奪還したと発表しているが、ウクライナ軍は依然としてクルスクに駐留している。
ウクライナ当局は、即座に交換を確認しなかった。
両国合わせて103人の捕虜が関与した前回の交換は9月に行われた。
捕虜の利益を代弁するウクライナの国家機関は、2022年2月のロシアによる全面侵攻以来、57回目の交換であると述べた。
ロイター