イスタンブール:トルコ外相は土曜日、イラン外相とのイスタンブールでの共同記者会見で、イスラエルのレバノンとガザ地区への攻撃がイランに「正当な措置」を迫っていると述べた。
トルコのハカン・フィダン外相は、イランのアッバス・アラグチ外相とともに、「イスラエルの攻撃的な姿勢がイランに正当な措置を迫っている」と述べた。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は「常にこの地域で新たな戦線を展開」し、「イランをこの戦争に引き込もうとしている」と彼は述べた。
「この戦争が地域全体に広がるリスクを過小評価してはならない」
イランはガザ地区のハマスやレバノンのヒズボラといったイスラム教グループを支援しているが、その指導者たちは中東危機の拡大の中でイスラエルによって殺害されている。
また、イランはイエメンのフーシ派反政府勢力やイラクのシーア派民兵組織、さらにはシリアの軍部も支援している。 テヘランは、これらの代理勢力や民兵組織をイスラエルに対する「抵抗の軸」と総称している。
10月1日、イランは9月27日にベイルートでハッサン・ナスララ・ヒズボラ議長が殺害されたこと、7月31日にテヘランでイスマイル・ハニヤ・ハマス政治指導者が殺害されたことへの報復として、約200発のミサイルを一斉に発射した。
このミサイル攻撃への報復を誓ったイスラエルは水曜日、ガザ地区で、2023年10月7日のイスラエルへの攻撃の首謀者であるハマス指導者ヤヒヤ・シンワル氏を殺害した。この攻撃が、現在激化している紛争の引き金となった。
イラン革命防衛隊は、イランの標的を攻撃した場合、イスラエルに「痛烈な」打撃を与えると警告している。
AFP