
ドバイ:イランは国連の核監視機関に書簡を送り、イスラエルの核施設に対する脅威を訴えたと、外務省報道官のエスマイル・バゲイ氏は月曜日の定例記者会見で述べた。
イスラエルは10月1日にイランが発射したミサイルの連射に対する報復としてイランを攻撃すると宣言しており、イランの核施設がイスラエルの攻撃目標となる可能性があるとの憶測が広がっている。
「核施設への攻撃の脅威は国連決議に反するものであり、非難されるべきものである。我々は国連の核監視機関に書簡を送った」とバゲイ氏はテレビ放映された記者会見で述べた。
また、バゲイ氏は、イラン外相のアッバス・アラグチ氏が月曜日にバーレーンとクウェートを訪問し、地域的な緊張を抑制するためのイランの取り組みの一環として、両国と会談すると述べた。
イランは、同盟国であるレバノンのヒズボラとガザ地区のハマスに対するイスラエルの攻撃への報復として、10月1日にミサイル攻撃を開始した。これは今年2度目のイランによるイスラエル攻撃であり、イスラエルは4月の最初のミサイル攻撃に対して、イラン中部の防空施設を空爆した。
ロイター