
パレスチナ自治区、ガザ地区: ガザ北部のカマル・アドワン病院長は日曜日、電気、酸素、水の供給が停止したため、100人以上の患者の命が危険にさらされていると述べた。
ホッサム・アブ・サフィエ氏によると、最近のイスラエル軍の砲撃と爆撃により、病院は深刻な被害を受け、一部への水と電気の供給が断たれた。
「電気と水の供給停止は続いており、我々は緊急に国際社会に支援を求めている」
「状況は非常に危険だ。集中治療室の患者や手術待ちの患者がいる。手術室への立ち入りは、電気と酸素の供給が回復してからでなければ不可能である」
サフィエ氏によると、病院には現在、集中治療室にいる6人と14人の子供を含む112人の負傷患者がいるという。
病院付近で砲撃が続いているため、「修理ができない」と同氏は述べた。
イスラエルは金曜日、施設周辺では活動しているが、病院には直接砲撃していないと述べた。
カマル・アドワン病院は、ハマスがガザ北部で再編成するのを阻止することを目的としたイスラエルの激しい軍事作戦の中心地であるベイトラヒアに位置している。
同病院は、同領土北部で稼働している最後の医療施設のひとつである。
世界保健機関(WHO)のパレスチナ自治区代表であるリック・ピーペルコーン氏は金曜日、同病院は「最低限」のレベルで運営されていると述べた。
ガザでの戦争は、ハマスによる2023年10月7日のイスラエルへの奇襲攻撃によって引き起こされたもので、AFPの公式集計によれば、1,208人(ほとんどが民間人)が死亡した。
国連が信頼できるとみなすハマスが運営する保健省の数字によると、イスラエルによるガザでの報復軍事作戦によって、少なくとも44,708人が死亡した。
AFP