
カイロ:土曜日にイスラエル軍がガザで行った空爆で、少なくとも18人のパレスチナ人が死亡したと医療関係者が語った。
ガザ地区中部のデイル・アル・バラにある自治体の建物の近くを空爆され、少なくとも10人が死亡した。
負傷者は徒歩や人力車、自家用車で攻撃現場から病院まで運ばれていたという。ハマスの情報筋によると、この攻撃でガザ中心部にあるハマスが運営する行政委員会の責任者が死亡したという。
イスラエル軍はこの報告を調べていると報道官は述べた。これに先立ち、イスラエル軍機が援助物資倉庫付近の武装勢力と武器庫を空爆した。
一方、ハマスが統治するガザの保健省は、14ヶ月以上の戦争で少なくとも44,930人が死亡したと発表した。同省によると、この死者数には24時間以内の55人が含まれ、戦争が始まって以来、ガザ地区では106,624人が負傷したという。
ガザ市では、避難民を収容していたシェルターが、ハマスの戦闘員を標的に空爆された。パレスチナの医療関係者によると、この攻撃で女性と赤ん坊を含む少なくとも7人が死亡した。
他の死者が戦闘員かどうかは不明である。軍は、民間人への危害のリスクを減らすための予防措置を講じたと述べた。
ガザ市での別の空爆では、地元ジャーナリストが死亡したと医療関係者が述べた。軍はこの報告を調べていると報道官は述べた。
イスラエル当局によると、ガザでの戦争は、パレスチナの過激派組織ハマスが2023年10月7日にイスラエルに突入し、1,200人(ほとんどが民間人)を殺害し、250人以上の人質をガザに連れ帰ったことから始まった。
イスラエルはその後、空、海、陸の攻撃を開始し、ハマスが支配するガザ地区の当局によれば、少なくとも44,000人(ほとんどが民間人)が死亡し、ほぼ全住民が避難し、飛び地の大部分が廃墟と化した。
ここ数週間、エジプト、カタール、米国による停戦に向けた新たな動きが活発化している。
アブドゥルファッターハ・エルシーシ・エジプト大統領は土曜日、訪問中のアメリカ政府高官と、ガザでの停戦と、パレスチナの飛び地での囚人人質取引に向けた努力について話し合った、とエルシーシ大統領は語った。
ロイター – AFP