
アンカラ:トルコのハカン・フィダン外相は日曜日、シリアのアフメド・アル・シャラア新指導者とダマスカスで会談した。
アナドル国営通信が公開したビデオには、挨拶を交わす二人の姿が映っていた。
シリアの首都で会談が行われた場所の詳細は、同省からは発表されていない。
フィダン氏は金曜日に、シリアの強権者バッシャール・アサドを電光石火の攻勢の末に追放したシリアの新指導者に会うためにダマスカスに行く予定だと発表していた。
トルコの諜報機関長官イブラヒム・カリン氏は、アサド政権崩壊からわずか数日後の12月12日にダマスカスを訪れていた。
カリン氏はダマスカスのウマイヤド・モスクからボディーガードに囲まれて出て行くところを撮影され、トルコの民間チャンネルNTVによって放送された。
トルコは2011年にアサド政権に対する反乱が始まって以来、アサド反対派の主要な支援者となっている。
さまざまな武装勢力を支援するほか、シリアの反体制派や何百万人もの難民を受け入れてきた。
しかしフィダン氏は、過激派がシリアで勝利したのはトルコによる「非友好的な乗っ取り」だとするドナルド・トランプ次期米大統領の主張を否定している。
シリアが立ち直り、難民が帰国できるようにするためには、ダマスカスに対する国際的な制裁を「できるだけ早く」解除しなければならない、とフィダン氏は述べた。
「前政権に課せられた制裁はできるだけ早く解除される必要がある。 国際社会は、シリアが立ち直り、避難民が帰還できるように動員する必要がある」
共同記者会見で、・シャラア氏は、クルド人主導の勢力が保有する武器も含め、国内のすべての武器が国家の管理下に入ると述べた。
アル・シャラア氏はフィダン外相との記者会見で、「武装した派閥は解散を発表し、軍隊に組み込まれる」と述べ、「革命派であれ、シリア軍地域に存在する派閥であれ、国家の管理外の武器が国内に存在することは絶対に許さない」と付け加えた。
「バッシャール・アサドを打倒したのはシリア独自のものである」
「この勝利はあなた方のものであり、他の誰のものでもない。あなた方の犠牲のおかげで、シリアは歴史的なチャンスをつかんだのだ」と語った。トルコは、12月8日のアサド政権打倒に至った12日間にわたる反体制派の攻勢に関与したという主張を繰り返し否定してきた。
AFP