
カイロ:紅海での出来事や地域的な課題により、エジプトは2024年にスエズ運河からの収入が約70億ドル減少したと、エジプト大統領のアブデルファッターハ・エル・シーシ氏は木曜日に述べた。
エジプトは2024年に、2023年と比較してスエズ運河の収入の60%以上を失ったと、エル・シーシ大統領は声明で付け加えたが、事件の詳細については言及しなかった。
イエメンのフーシ派は、イスラエルによる1年以上にわたるガザ地区での戦争におけるパレスチナ人への連帯を示すため、11月以降、紅海を航行する船舶に対して100回近い攻撃を行っている。
この攻撃により、海運会社は船舶をスエズ運河からアフリカを迂回するより長い航路に変更せざるを得なくなり、配送の遅延やコスト増により、世界貿易に混乱が生じている。
ロイター