
国連(米国): 国連は火曜日、レバノン政府とともに、イスラエルとヒズボラの紛争で避難生活を余儀なくされている人々への人道支援として、3億7,140万ドルの追加拠出を訴えた。
イスラエルとヒズボラの全面戦争が勃発し、レバノンでは数十万人が避難生活を余儀なくされていた。
国連によれば、このアピールは約2億5000万ドルを集めた。
ガザ紛争をめぐってヒズボラが始めた国境を越えた砲撃の応酬が1年近く続いた後、イスラエルは9月に空爆作戦を強化し、その後レバノンに軍隊を派遣した。
ヒズボラの有力者ハッサン・ナスララ師をはじめとする複数の指導者が殺害された2ヶ月間の交戦の後、停戦合意が成立し、11月下旬に発効した。
「敵対行為の停止は希望をもたらすが、12万5000人以上が避難生活を余儀なくされ、さらに数十万人が生活再建という計り知れない困難に直面している」と、国連レバノン人道調整官のイムラン・リザ氏は火曜日の声明で述べた。
「命を救う努力を維持し、すでに悲惨な状況のさらなる悪化を防ぐためには、追加資金が緊急に必要である」と付け加えた。
このアピールは主に、紛争の影響を受けている推定100万人のレバノン人、シリア人、パレスチナ人難民を支援することを目的としており、2025年3月までの3ヶ月間の緊急活動に資金を提供する。
11月27日にイスラエルとレバノンの間で停戦が始まって以来、国連の数字によると、レバノンの避難民80万人以上が故郷に戻ることができた。
AFP