
ダマスカス: シリア国営通信(SANA)によると、金曜日、ダマスカスのウマイヤド・モスクで4人が死亡、16人が負傷した。
民間防衛局は声明で、5人の子供が骨折、ひどい打撲、失神を負ったと述べた。
ダマスカスのマヘル・マルワン知事はSANAに対し、当局は事件の原因を究明中であり、責任者の責任を追及すると述べた。
AFP通信に協力しているカメラマに、無料の食事が配られていたため、モスクの近くに大群衆が集まっていた。
AP通信が入手したビデオにも、大群衆と配布される食料品に手を伸ばす人々の姿が映っていた。
金曜日の礼拝に参加するためにモスクにいたギナさんは、「顔から血が滴る老女を人々が運んでいる」のを見たと言い、彼女は死んでいるように見えたと付け加えた。
Al-Watan紙によると、この大混乱はあるソーシャルメディア・パーソナリティによる無料食事配布の最中に起こったという。
イスタンブールにレストランを構えるシェフ・アブ・オマルというYouTuberが、ウマイヤド・モスクでの無料食事配布の準備の様子を動画で投稿していた。
イタリアのアントニオ・タヤーニ外相は午前中にモスクを訪れていた。
SANAはマルワン氏の発言を引用し、「我々は、今後公共の場でこのような事件が繰り返されないよう、緊急措置を講じるよう取り組んでいる」と述べた。
シリアの新たな支配者は12月8日にダマスカスを掌握し、13年以上にわたる内戦の末にバッシャール・アサド大統領を逃亡させ、彼の一族による数十年にわたる支配に終止符を打った。