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ガザ停戦後も世界はイスラエルに圧力をかけ続けなければならない:パレスチナ首相

2025年1月15日、ノルウェーのオスロ市庁舎で開かれた「2国家解決」実施のためのグローバル・アライアンスの会合に出席したパレスチナのムハメッド・ムスタファ首相とノルウェーのエスペン・バルト・エイデ外相(ロイター=共同)
2025年1月15日、ノルウェーのオスロ市庁舎で開かれた「2国家解決」実施のためのグローバル・アライアンスの会合に出席したパレスチナのムハメッド・ムスタファ首相とノルウェーのエスペン・バルト・エイデ外相(ロイター=共同)
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15 Jan 2025 10:01:21 GMT9
15 Jan 2025 10:01:21 GMT9

オスロ:国際社会は、イスラエルがパレスチナ国家の樹立を受け入れるよう、ガザ停戦後も圧力をかけ続けなければならない、とパレスチナのモハメド・ムスタファ副大臣は水曜日に語った。

最近イスラエルとハマスの間で行われた間接的な協議の結果、停戦合意は間近に迫っているようで、アントニー・ブリンケン米国務長官は火曜日遅く、15ヶ月に及ぶ戦争を終結させるための合意は「瀬戸際にある」と述べた。

「我々が話している停戦は……主に国際的な圧力によって実現した。だから、圧力は報われる」とムスタファ氏はオスロでの会議の前に語った。

イスラエルは、何が正しくて何が間違っているのか、そしてパレスチナ人の和平と国家樹立に対する拒否権はこれ以上受け入れられず、容認されないことを示さなければならない」と彼は記者団に語った。

オスロで開催された「イスラエル・パレスチナ紛争の2国家解決実現のためのグローバル・アライアンス」の第3回会合の冒頭で、彼はこう語った。

会議の主催者であるノルウェーのエスペン・バルト・エイデ外相は、「停戦は和平の前提条件だが、それは和平ではない」と述べた。

「我々は今、2国家解決に向けて前進する必要がある。そして、イスラエルという2つの国家のうちの1つが存在する以上、パレスチナというもう1つの国家を建設する必要がある」と付け加えた。

アナリストによれば、2国家解決はこれまで以上に遠のいたように見えるという。

ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ドナルド・トランプ次期米大統領の支持を受け、パレスチナ国家の創設に反対している。

イスラエルはオスロ会議に参加していない。

ノルウェーは昨年5月、スペインとアイルランドとともにパレスチナ国家を承認し、イスラエルを怒らせた。

1994年にヤーセル・アラファト、イツハク・ラビン、シモン・ペレスがノーベル平和賞を受賞したオスロ市庁舎で、歴史にちなんで水曜日の会議が開催された。

当時のパレスチナ解放機構のトップであったアラファト、イスラエルの首相、外相は、その1年前に独立国家を目標としたパレスチナ自治の基礎を築いたオスロ合意に署名したことで表彰された。

AFP

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