

ローマ: 外務省が金曜日に発表したところによると、パレスチナの子どもたち14人(多くはガン)が治療のためイタリアに空輸された。
子供たちとその家族、合計45人は水曜日にガザからラファ国境を越えてエジプトに入り、カイロにあるイタリアの病院で検診を受けたという。
彼らはイタリア軍用機でイタリアに運ばれ、木曜日の夕方、ローマのチャンピーノ空港でアントニオ・タヤーニ外相が出迎えた。
タヤーニ外相は金曜日に、「最も脆弱で無防備な人々に希望を取り戻す、連帯による外交である」と述べた。
同省のスポークスマンによれば、何人かの子どもたちは首都で治療を受け、他の子どもたちはトリノやミラノなどの病院で治療を受けるために北へ向かう予定だという。
ローマで下船した子どもたちのうち2人は、バチカンのバンビーノ・ジェス病院に向かった。
AFP通信によると、1歳から15歳までの9人全員が退院したという。
イタリアは、2023年10月7日に戦争が始まって以来、ガザで負傷したり病気に苦しんでいる子どもたちを治療しているヨーロッパの数カ国のひとつである。
「私たちがイタリアに連れてくる子どもたちは皆、希望のしるしであり、生命と未来へのコミットメントなのです」と、グイド・クロセット国防長官は語った。
最初の11人のパレスチナの子どもたちは2024年1月にイタリアに到着し、その後数ヶ月の間に数十人の子どもたちがイタリアに到着した。
AFP