ラワン・ラドワン
ジッダ:サウジアラビアの公安局は同国でCOVID-19の陽性確認者数が急増していることを受けて国民に注意を促したが、国民が対策を遵守しなければ対策が強化される可能性もある。
同局のツイッターアカウントにて「The decision is in your hands」(決定はあなた次第)というハッシュタグをつけて公開された動画では、同国のがらんとした街並みや、昨年のロックダウン時に無人になったカアバ周辺の中庭という衝撃的な映像がシンプルかつ率直に映し出されていた。
土曜日には684件の感染が確認され、総感染者数は39万2009人となった。
新規感染数はリヤドが320件と最も多く、マッカが131件、東部州が98件となっている。バハでの新規感染数は4件のみであった。
発症中の患者数は6,000人を超え、そのうち761人が重体となっており、この24時間で26人増加している。
また、新たに439人の回復が報告され、回復者数は合計37万9312人となった。同国の回復率は現在96.7%である。
新たに6人のCOVID-19に関連する死亡者が報告され、同国の死亡者数は6690名となった。
ワクチンについては、サウジアラビアでは1日あたり11万7839回のペースで約490万回の接種が行われている。サウジアラビアの人口3480万人のうち、約14%が予防接種を受けたことになる。
パンデミックの発生以来、王国で実施されたPCR検査1520万件以上のうち5万3777件が過去24時間に実施された
参拝者から陽性者が確認されたため、この24時間で7つの地域にわたる13のモスクが一時的に閉鎖された。合計で454のモスクが約2ヶ月間にわたって一時的に閉鎖されたが、430のモスクは必要な消毒処理を終えて再開している。