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フランス、ドイツ、イタリア、英国がガザ再建のアラブ案を支持

2025年3月7日、ガザ地区中央部のヌセイラット難民キャンプで、イスラム教の聖なる断食月ラマダンの間、破壊されたモスクの倒壊したミナレットの近くで自転車に乗るパレスチナ人の子供。(AFP)
2025年3月7日、ガザ地区中央部のヌセイラット難民キャンプで、イスラム教の聖なる断食月ラマダンの間、破壊されたモスクの倒壊したミナレットの近くで自転車に乗るパレスチナ人の子供。(AFP)
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09 Mar 2025 12:03:02 GMT9
09 Mar 2025 12:03:02 GMT9

ローマ:フランス、ドイツ、イタリア、英国の4カ国の外相は土曜日、530億ドルの費用をかけ、パレスチナ人を孤立地域から移住させることなくガザ地区を再建するというアラブ諸国が支持する計画を支持すると発表した。

「この計画はガザの再建に向けた現実的な道筋を示しており、実施されれば、ガザ地区に住むパレスチナ人の悲惨な生活状況を迅速かつ持続的に改善することを約束する」と、外相らは共同声明で述べた。

エジプトが作成し、火曜日にアラブ首脳が採択したこの計画は、イスラエルとドナルド・トランプ米大統領によって拒否されている。トランプ大統領は、ガザ地区を「中東のリビエラ」に変えるという独自の構想を提示している。

エジプトの提案は、イスラエルとパレスチナの武装組織ハマスの間でガザ地区で戦闘が終結した後、ガザ地区の統治を任された独立した専門家のパレスチナ人テクノクラートによる行政委員会の創設を想定している。

委員会は、パレスチナ自治政府の監督下で、一時的な期間、人道的支援の監督と地区の管理を担当することになる。

土曜日に発表された欧州4カ国の声明では、「アラブ諸国のイニシアティブに協力する」と述べ、アラブ諸国がこの構想を打ち出したことによる「重要なシグナル」を評価した。

声明では、ハマスは「ガザを統治することも、イスラエルに脅威を与えることも、もはやできない」とし、4カ国は「パレスチナ自治政府の中心的役割と、その改革アジェンダの実施を支持する」と述べた。

ロイター

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