
エルサレム:イスラエル軍は土曜日にレバノン南部でヒズボラの武装勢力を空爆したと発表したが、レバノンのメディアはイスラエルの無人機が車に対して行った空爆で1人が死亡、1人が負傷したと報じている。
「先ほど、イスラエル空軍(IAF)はレバノン南部でテロインフラの再構築とヒズボラのテロ活動の指揮に携わっていたヒズボラのテロリストを空爆した」と軍は声明で発表した。
「イスラエル国防軍はイスラエル国家に対するあらゆる脅威を排除するための作戦を継続し、ヒズボラによる再建の試みを阻止する」
レバノンの国営通信社ナショナルニュースエージェンシーは、南部のKherbet Selm村で「イスラエルの無人機による攻撃」により車が攻撃され、1人が死亡、1人が負傷したと、保健省を引用して伝えた。
金曜日、イスラエル軍はレバノン南部のヒズボラ軍事施設に対して「情報に基づく攻撃」を行い、「ヒズボラの武器およびロケットランチャーが確認された」と発表した。
その武器は「イスラエル国に対する脅威であり、イスラエルとレバノン間の合意に対する明白な違反である」と述べた。
11月27日の停戦により、イスラエルが地上軍を投入した2ヶ月間の本格的な戦争を含む、ヒズボラとイスラエル間の1年以上にわたる戦闘はほぼ停止した。
合意発効後もイスラエルはレバノン領への定期的な空爆を継続している。
イスラエルは1月の期限を逃し、2月18日までにレバノンから撤退する予定であったが、「戦略上」重要とみなす5つの地点に軍を駐留させている。
停戦合意により、ヒズボラは国境から約30キロ離れたリタニ川の北側へ撤退し、南部に残る軍事インフラをすべて解体することが求められた。
AFP