
アラブニュース
ドバイ:米国務省は、イランの航空会社がCOVID-19の感染拡大に関与したとして非難し、各国に「マーハーン航空の乗り入れを禁止し、新型コロナウイルスの持ち込みと制裁のリスクを避ける」よう要請した。
土曜日、国務省報道官モルガン・オルタガスはマーハーン航空について「深刻な問題を引き起こす大量破壊兵器の拡散者」だとツイートで述べ、さらに「テロとマドゥロ政権を支援している」と付け加えた。
以前のBBCの調査では、イスラム革命防衛隊(IRGC)との繋がりがあるマーハーン航空は、テヘランが1月31日に国際便の運行を禁止した後も数週間に渡って中国やその他の場所へのフライトを続けていたことが明らかになった。
データによれば、渡航禁止にも関わらず、3月まで運航が続いていたとのことだ。さらに、BBCの調査により、イラクとレバノンでの最初の新型コロナウイルス感染はマーハーン航空の機上で発生していたことが判明している。
イスラム革命防衛隊のゴドス軍を支援したとして、米国は2011年にマーハーン航空をテロ支援者に指定している。サウジアラビア空域ではマーハーン航空の飛行は禁止されており、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアでの着陸権も剥奪されている。