
ハルツーム:スーダンの紛争地、北ダルフール州で戦闘が発生し、48時間以内にアルマルハの町から約1万5000世帯が避難したと、国連の移住機関が月曜日に発表した。
木曜日から金曜日にかけて、準軍事組織である即応支援部隊(RSF)と軍隊およびその同盟民兵との衝突により、これらの世帯は同じ地域内の「主に別の場所」への避難を余儀なくされた、と国際移住機関は述べた。
2023年4月以来、RSFと軍隊の戦争は数万人を殺し、1200万人以上を根こそぎにし、世界最大の飢餓と避難危機を生み出した。
国連の数字によれば、北ダルフールだけでも、約170万人が家を失い、約200万人が極度の食糧難に直面している。
RSFは木曜日、北ダルフール州の州都アル・ファシールの北東200キロ(124マイル)の山岳地帯の麓にあるアルマルハを占領したと主張した。
アル・ファシールの活動家たちが共有した犠牲者数によると、この攻撃で少なくとも45人の市民が死亡した。
RSFは声明の中で、アル・マルハで「敵を包囲し…380人以上の死者を出した」と述べた。
この町はスーダンとリビアに挟まれた広大な砂漠の最北端に位置する都市のひとつであり、RSFと「統合軍」として知られる陸軍系の武装グループ連合軍が数カ月にわたって戦闘を続けてきた。
アル・ファシールは、今週、約800キロ離れたハルツームの大統領官邸を奪還した軍が、まだ支配下に置いている唯一の州都である。
スーダン中央部での数ヶ月にわたる軍の獲得に続き、アナリストによれば、RSFはダルフールでの支配を固めようとしている。
北ダルフールはスーダン最悪の大量飢餓危機に直面しており、アル・ファシール周辺の3つの避難キャンプではすでに飢饉が宣言されている。
国連の予測によると、5月までに州都を含むさらに5つの地域に広がると予想されている。
AFP