
ダマスカス:シリアの米国大使館は、イスラム教の聖なる月ラマダンの終わりを祝う休暇中に攻撃の「可能性が高まっている」として、自国民に警告を発した。
「米国務省は、イード・アル・フィトル休暇中に攻撃の可能性が高まることを米国民に警告する。攻撃は、ダマスカスの大使館、国際機関、シリアの公共施設を標的にする可能性がある」と、金曜日に大使館のウェブサイトに掲載された声明は述べている。
「攻撃の手段には、個人による攻撃、武装した銃撃犯、爆発装置の使用などが含まれる可能性がある」と、声明は続けている。
2011年に反政府デモが残忍な弾圧を受けたことを発端に勃発した、ほぼ14年間にわたる内戦を経て、イスラム教徒主導の反体制派が12月に長年の支配者バッシャール・アサド前大統領を打倒した後も、シリアの治安は依然として不安定な状態が続いている。
声明によると、米国政府は「テロ、内乱、誘拐、人質、武力紛争、不当な拘束などの重大なリスクがあるため」自国民にシリアへの渡航を控えるよう勧告している。
2012年より、大使館業務は停止されている。
AFP