
エルサレム:イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は日曜日、ガザのハマスに対するイスラエルの軍事的圧力の強化は効果があったと述べ、ハマスは武装解除しなければならないと強調した。
「我々は銃撃の中で交渉している。武装組織が交渉で要求していることに亀裂が入り始めている」とネタニヤフ首相は閣議で語った。
同首相の発言は、エジプト、カタール、アメリカといった仲介者たちが、停戦を仲介し、ガザに拘束されているイスラエルの人質の解放を確保しようと努力を続けている中で発せられた。
ハマス高官は土曜日に、ハマスは仲介者が提示した新たな停戦案を承認し、イスラエルにそれを支持するよう求めたと発表した。
ネタニヤフ首相の事務所は、この提案を確認し、イスラエルが対案を提示したと述べた。
しかし、最新の調停努力の詳細は明らかにされていない。
日曜日、ネタニヤフ首相は、イスラエルはガザに拘束されている人質の解放を確保する取引についての議論に興味がないという主張を否定したが、ハマスは武装解除しなければならないと主張した。
「我々は喜んでいる。ハマスは武装解除しなければならない。ハマスの指導者たちはガザから出ることを許されるだろう」と同首相は述べ、イスラエルはガザの全体的な治安を確保し、「トランプ・プラン(自発的な移住プラン)の実施を可能にする 」と続けた。
ドナルド・トランプ米大統領は就任数日後、ガザの200万人以上の住民を近隣のエジプトとヨルダンに移住させる計画を発表した。
この発表は、国際社会の多くから非難を浴びた。
イスラエルが空爆と地上攻撃を再開した3月18日、ガザ地区での数週間の比較的穏やかな停戦は崩壊した。
日曜日には、イスラエル軍の空爆により、ガザのハーン・ユーニス地区で、子ども5人を含む少なくとも8人が死亡したと、同地区の保健省が報じた。
AFP=時事