ドバイ:日本の外務大臣、岩屋毅氏は木曜日、パレスチナの外相、モハメド・ムスタファ氏に対し、中東情勢が緊迫する中、ガザ地区における停戦が重要であると伝えた。
ムスタファ氏はパレスチナ首相も兼任しており、岩屋氏とは電話会談で、日本の外交努力と人道支援への貢献についても話し合った。
また、岩屋大臣は、今後、早期の復旧・復興段階においても、日本が役割を果たしていく決意を伝えた。
岩屋大臣は、パレスチナ自治政府の改革を着実に実施することの重要性を強調し、日本として改革努力を支援していく考えを伝えた。また、日本は一貫して2国家解決案を支持しており、中東和平プロセスの進展に貢献していくと述べた。
これに対し、ムスタファ氏は、ガザ地区とヨルダン川西岸地区の情勢に関するパレスチナの立場、およびパレスチナ自治政府の改革努力について説明した。
また、同氏は、中東和平に対する日本の強いコミットメントに謝意を表明した。岩屋大臣は、ヨルダン川西岸地区の情勢について深刻な懸念を表明し、日本の立場を説明した。
両者は、中東情勢について引き続き協力していくことで一致した。