
エルサレム:イスラエルは木曜日、東エルサレムにある国連学校6校を永久閉鎖し、パレスチナ人生徒を早退させ、800人以上の生徒の教育に疑問を投げかけた。
先月、重武装したイスラエル警察と教育省職員は、東エルサレムにある6つの学校に30日以内の閉鎖を命じたが、これは水曜日に終了した。UNRWAとして知られる国連パレスチナ難民救済機関がこの6校を運営している。UNRWAはイスラエル占領下のヨルダン川西岸地区でも学校を運営しており、そちらは営業を続けている。
イスラエルは今年初め、UNRWAが自国内で活動することを禁止した。この閉鎖命令は、ガザでの戦争の発端となった2023年10月7日のハマスによるイスラエル攻撃以降に激化した、UNRWAに対する長いキャンペーンの集大成である。イスラエルは、UNRWAの学校が反ユダヤ的な内容や反イスラエル感情を教えていると主張しているが、UNRWAはこれを否定している。
UNRWAは、1967年の中東戦争でイスラエルが占領した東エルサレム全域のパレスチナ難民に教育と医療を提供する主要な機関である。イスラエルは東エルサレムを併合し、エルサレム全体を統一首都とみなしている。
イスラエル教育省は、生徒たちを他のエルサレムの学校に入れるという。しかし、東エルサレムの主要な学校を閉鎖することで、子供たちは毎日混雑した危険な検問所を通らなければならなくなり、中には通行許可証を持っていない生徒もいると、保護者、教師、管理者たちは警告している。
文部省はAP通信の取材に対し、学校が無許可で運営されているため閉鎖すると発表した。国連パレスチナ難民救済事業(UNRWA)の管理者たちは、可能な限り学校を開校し続けることを約束した。
AP