
ダマスカス:ヨルダン商工会議所(JCC)はシリア・アラブ共和国訪問を通じ、協力関係の深化とシリアの復興・経済回復支援に焦点を当てた新たな経済パートナーシップの土台作りを行った。
月曜日にダマスカスを公式訪問した際、ヨルダン代表団の団長を務めるハリル・アル・ハジ・タウフィク上院議員は、シリアの経済発展を支援するために、自国の能力と民間部門の専門知識を動員していると述べたと、ヨルダン通信が報じた。
JCCはシリア商工会議所連合会(FSCC)と協議を行い、貿易、輸送、物流、農業、工業、食品、銀行、海運などの主要部門にわたる協力を模索した。
双方は、投資、合弁事業、復興イニシアティブに重点を置き、将来の協力の指針となる包括的なロードマップを作成することで合意した。
「我々の代表団は、両国の利益に資する経済協力の新たな段階を開始しようとしている」
「我々は、貿易と輸送を促進し、シリアの前途を支援するために民間部門の関与を強化することを約束する」
商業・サービス部門のリーダーで構成されるヨルダン代表団は、3日間にわたりシリア政府高官や企業代表との一連の会合も行う。
この会談は、ヨルダン・シリア合同ビジネス協議会を復活させ、アンマンで開催される経済フォーラムの舞台を整えることを目的としている。
FSCCのアラ・アリ会長は、ヨルダンの支援を歓迎し、両国間の歴史的な強い結びつきを強調したという。
彼は、特に最近のシリアに対する国際的な制裁緩和の動きを踏まえて、製品競争力を高め、貿易協定を再評価することを求めた。
アリ氏は、最近ヨルダンとシリア政府間で高等調整評議会の設立に関する覚書が調印されたことを称賛し、経済統合の強化に向けた重要な一歩であると述べた。
今回の訪問は、ヨルダン外務省およびダマスカスのヨルダン大使館と調整されたもので、両隣国間の経済的架け橋の再構築に向けた重要な一歩となった。