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イスラエルがシリア西部を攻撃、協議にもかかわらず

 イスラエル軍の空爆は、ラタキアの南、ジャブレ田園地帯のザマ村に近い場所を標的にした。(SANA/ファイル)
イスラエル軍の空爆は、ラタキアの南、ジャブレ田園地帯のザマ村に近い場所を標的にした。(SANA/ファイル)
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31 May 2025 01:05:08 GMT9
31 May 2025 01:05:08 GMT9
  • シリア国営テレビによると、ラタキア南方のジャブレ田園地帯を攻撃対象とした。
  • イスラエル軍によると、沿岸ミサイルを含む武器貯蔵施設を攻撃したという。

ダマスカス:イスラエル軍とシリア国営メディアによると、イスラエルは金曜日、シリア西部を攻撃した。

ダマスカスが今月初め、緊張を和らげるためにイスラエルとの間接的な協議を発表し、米国が表向きは戦争状態にある両国間の「不可侵協定」を求めた後のことである。

国営テレビは、「イスラエル占領軍の航空機による攻撃は、ラタキアの南、ジャブレ田園地帯のザマ村に近い場所を標的にした」と伝えた。

イスラエル軍はその直後、「シリアのラタキア地区で、国際社会とイスラエルの海上航行の自由を脅かす沿岸ミサイルを含む武器貯蔵施設を攻撃した」と発表した。

「さらに、地対空ミサイルの部品がラタキア地域で攻撃された」とし、「任務を遂行するために、この地域での行動の自由を維持するための活動を継続し、イスラエル国家とその国民に対する脅威を取り除くために行動する」と付け加えた。

一方、シリア人権監視団は、イスラエル軍と思われるジェット機がタルトゥスとラタキア郊外の軍事施設を攻撃したと報告した。

シリアとイスラエルは1948年以来、表向きは戦争状態にある。イスラエルは1967年にシリアからゴラン高原を奪取し、12月のバッシャール・アサド政権打倒以来、数百回の攻撃と数回の侵攻を行っている。

イスラエルは、攻撃はシリアの新権力者がジハード主義者と見なす高度な武器が届くのを阻止するのが目的だとしている。

AFP

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