
カイロ:イランは、米国、英国、フランスがテヘランのイスラエル攻撃を阻止した場合、この地域にあるこれらの国の基地や船舶を攻撃対象とする、とイラン国営メディアが土曜日に報じた。
イランの国営テレビはまた、イスラエルのテヘランの住宅複合施設に対する攻撃で、20人の子供を含む約60人が死亡したと報じた。イラン西部アサダバードのミサイル施設に対するイスラエルの攻撃で、2人が死亡した。
イランのメヘル通信は、北西部のタブリーズ製油所付近でイスラエルの攻撃があり、施設から煙が上がっていると報じた。
イランのファルス通信は土曜日、イランの軍事高官の発言を引用し、イランのイスラエルに対する攻撃は継続され、今後数日で標的が拡大し、地域内の米軍基地も含まれると報じた。
「この対立は昨夜の限定的な行動で終わるものではなく、イランの攻撃は継続され、この行動は侵略者にとって非常に痛烈で後悔すべきものとなる」とファルス通信は軍事高官の発言を引用して報じた。
彼らは、戦争は「今後数日間で、この(イスラエル)政権が占領するすべての地域と、この地域の米軍の基地に拡大する」と述べたと伝えられている。
イスラエルのイスラエル・カッツ国防大臣は、イランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師に対し、イスラエル国民に対するミサイル攻撃を継続すれば「テヘランは焼ける」と警告した。
「イランの独裁者はイランの市民を人質に取っており、特にテヘランの住民が、イスラエルの市民に与えられた明白な損害の代償を重く支払う現実をもたらしている。ハメネイがイスラエルの国内目標へのミサイル攻撃を継続する場合、テヘランは燃え上がる」とカッツ氏は声明で述べた。
より大規模な戦争の脅威は、イスラエルが長年敵対するイランに対し、核兵器開発を阻止するため史上最大規模の空爆を実施した後、両国が土曜日に互いを標的とした攻撃を継続する中で浮上している。
イランの民間航空当局は、国営メディアが土曜日に報じたところによると、イスラエルとイランが2日連続で交戦を続ける中、同国の空域を「当面の間」閉鎖すると発表した。
「乗客の安全を確保するため、国内のすべての空港での飛行は当面停止される」と、公式のIRNA通信社が伝えた。
通信社