
ロンドン:シリア・アラブ共和国のダマスカス国際空港は、2011年に内戦が始まって以来、今週初めて欧州からの商業便を受け入れた。
シリアの国営通信社SANAによると、欧州の航空会社ダン・エアの便が日曜日にルーマニアの首都ブカレストからダマスカスに到着した。
シリアの暫定政府経済産業相のモハメド・ニダル・アル・シャール氏は、ルーマニア大使館の代表団を率いたラドゥ・ギムポスタン氏によってダマスカスで迎えられた機内に搭乗していた。
ダン・エアの飛行機にはシリア人と外国人を含む138人の乗客が搭乗し、ダマスカスからブカレストへの復路便には125人の乗客が搭乗する予定だ。同航空会社は、ダマスカスからブカレスト、ドイツのフランクフルトとベルリン、スウェーデンの首都ストックホルムへの便を運航すると発表した。
シリア当局者は、この便が10年以上に及ぶ航空便の停止を経て、シリアと欧州間の旅行者の移動を円滑化すると述べた。