
ドバイ:アラブ首長国連邦沿岸警備隊は火曜日、ホルムズ海峡付近で2隻の船舶が衝突した事故を受け、石油タンカーから24人の乗組員を救助した。
「国家警備隊の沿岸警備隊は本日火曜日、オマーン海で2隻の船舶が衝突した事故を受け、石油タンカー『ADALYNN』の乗組員24人を救助する任務を実施した」と、WAM通信社の声明で発表された。
声明によると、アラブ首長国連邦沿岸警備隊は、同国沿岸から 24 海里離れた現場に捜索救助艇を派遣し、乗組員はホルファカン港に避難した。
英国の海上セキュリティ会社アンブレイは、ホルムズ海峡の対岸にあるオマーンで、イスラエルとイランの紛争が数日にわたって続いていることから、この事件は安全保障とは無関係であると先に発表していた。
ホルムズ海峡はアラビア湾への戦略的な海上玄関口であり、米国エネルギー情報局(EIA)によると、世界全体の石油輸送量の約5分の1が通過している。
AP