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米国防長官、イランがウランを移動したとの情報はないと発表

2025年6月26日(木)、ワシントンD.C.のペンタゴンで記者会見を行うピート・ヘグセス国防長官。(AP)
2025年6月26日(木)、ワシントンD.C.のペンタゴンで記者会見を行うピート・ヘグセス国防長官。(AP)
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26 Jun 2025 11:06:12 GMT9
26 Jun 2025 11:06:12 GMT9

ワシントン:米国防長官のピート・ヘグセス氏は木曜日、イランが週末の米国のイラン核施設攻撃から高濃縮ウランを移したとする情報については何も知らないと述べた。

ヘグセス氏は、「私が確認した情報には、物事が本来あるべき場所にない、移動された、といったことは一切記載されていない」と述べた。

攻撃後、複数の専門家は、イランは日曜日の早朝に攻撃が行われる前に、兵器級の高濃縮ウランの備蓄をフォードウから移動させ、イスラエル、米国、国連核査察官が知らない場所に隠している可能性が高いと警告した。

彼らは、木曜日と金曜日にフォードウで「異常な動き」が見られたことを示す Maxar Technologies の衛星画像を指摘し、施設の入口前に長い車の列が待っていたと述べた。イランの高官は日曜日にロイター通信に対し、兵器級に近い 60% の高濃縮ウランのほとんどは、米国の攻撃前に秘密の場所に移動されていたと述べた。ヘグセス氏は、これらの主張を否定するコメントを記者会見で述べた。同氏は、国防情報局(DIA)の予備的な評価が流出し、米国のイランの核開発施設への攻撃はイランを数ヶ月遅らせる程度にとどまった可能性があると報じられたことを受け、メディアが米国の攻撃の成功を軽視していると非難した。

ヘグセス氏は、この評価は信頼性が低いとし、CIA のジョン・ラトクリフ長官のコメントを引用して、最近の米国の攻撃によってイランの核開発計画は深刻な打撃を受け、その再建には数年かかるだろうという情報により、この評価は覆されたと述べた。

ロイター

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