
テヘラン:イランの有力な監督者評議会は木曜日、テヘランと国連の核監視機関である国際原子力機関(IAEA)との協力を停止する法案を承認した。
ハディ・タハン・ナジフ報道官は、「イラン・イスラム共和国の国家主権と領土保全、特にウラン濃縮に関する完全な尊重を確保する」と述べた。
同評議会は2週間前、イランの核保有義務不履行を非難する決議を採択した。協力が停止されれば、イランのウラン濃縮施設であるフォルドゥ、イスファン、ナタンツへの国連査察団の立ち入りが禁止される。
一方、イランの高濃縮ウラン約400キロの備蓄場所については、混乱が続いている。日曜日の攻撃前の衛星画像には、フォルドウ工場の外に長い車の列が写っていた。一部の専門家は、イランがこの輸送隊を使ってウランやその他の核部品を移動させ、別の場所に隠していると考えている。
しかし、ドナルド・トランプ米大統領とピーター・ヘグセス国防長官は木曜日、フォルドウの備蓄は破壊されたと主張した。「現場にあった車や小型トラックは、立坑の上部を覆い隠そうとしていたコンクリート作業員のものだった。何も持ち出されていない」とトランプ氏は言った。ヘグセス氏は「あるべき場所になかったという情報については、私は認知していない」と述べた。
AFP/ロイター