

ベイルート:レバノン保健省によると、木曜日、ベイルートの南入口でイスラエル軍が車両を攻撃し、1人が死亡、3人が負傷した。イスラエル軍は、イランの支援を受ける「テロリスト」を攻撃したと発表した。
この攻撃は、イスラエルとイラン支援のレバノン組織ヒズボラとの間で1年以上に及ぶ敵対行為を終了させる目的で11月に締結された停戦合意にもかかわらず、最新の攻撃となった。
レバノン保健省は声明で、「イスラエルの敵がカルデで車両を攻撃し、1人が死亡、3人が負傷した」と述べた。
レバノンの国営通信社ナショナル・ニュース・エージェンシーによると、「敵のドローンがベイルート南部のカルデ高速道路で車両を標的とした」とのことだ。
イスラエル軍は、「イラン革命防衛隊の海外作戦部門であるイランのコッズ部隊に代わって、武器の密輸やイスラエル国民および(イスラエル)軍に対するテロ攻撃を指揮していたテロリストを排除した」と述べた。
AFP の写真記者は、レバノン軍が現場を封鎖する中、混雑した高速道路上に半分焼けた自動車を確認した。
イスラエルは 11 月の停戦以来、レバノンを繰り返し爆撃し、そのほとんどはヒズボラを標的としていると主張している。
イスラエルは 6 月、ヒズボラが武装解除されるまでレバノンへの攻撃を継続すると警告した。
先週、ヒズボラの指導者ナイム・カセム氏はテレビ演説で、イスラエルの「継続的な侵略」は「決して許してはならない」と述べた。
停戦合意に基づき、ヒズボラは戦闘員をイスラエル国境から約30キロメートル(20マイル)北のリタニ川以北に撤退させ、レバノン軍と国連平和維持軍が地域内の唯一の武装勢力となるはずだった。
イスラエルは同国から部隊を完全に撤退させる義務があったが、戦略的に重要とみなすレバノン南部の5カ所に部隊を残している。