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ヒズボラの指導者が、イスラエルからの脅迫にも降伏しない意向を表明

テヘランでイランのマスード・ペゼシュキアン大統領と会談するヒズボラの指導者ナイム・カセム。(配布資料/AFP)
テヘランでイランのマスード・ペゼシュキアン大統領と会談するヒズボラの指導者ナイム・カセム。(配布資料/AFP)
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06 Jul 2025 08:07:20 GMT9
06 Jul 2025 08:07:20 GMT9
  • レバノン当局は、南部でヒズボラの軍事インフラの解体作業を進めていると発表しました。

ベイルート:ヒズボラの指導者ナイム・カセム氏は日曜日、レバノンの過激派に対する武装解除の圧力にもかかわらず、イスラエルの脅迫に対して、彼の組織は降伏も武器の放棄も一切行わないと述べた。

カセム氏は、シーア派イスラム教徒の宗教的記念日「アシュラ」の日に、ヒズボラの拠点であるベイルート南部の郊外で、数千人の支持者を前にテレビ演説を行い、「この脅迫によって我々が降伏を受け入れることはない」と述べた。

昨年、イスラエルとヒズボラの戦争後に就任したレバノンの指導者たちは、武器の国家独占を繰り返し誓い、イスラエルに対して、戦闘を終わらせた 11 月の停戦合意の遵守を求めてきた。

9 月にイスラエルによって殺害された長年の指導者ハッサン・ナスララの後を継いだカセム氏は、同組織の戦闘員は武器を放棄しないとし、まずイスラエルの「侵略」を止めなければならないと主張した。

この演説は、トム・バラック米国特使が月曜日にベイルートを訪問する予定だったために行われた。

匿名を条件として話したレバノン当局者によると、レバノン当局は、イランの支援を受けるヒズボラに年末までに武装解除を求めるバラック氏の要請に対して、回答を提出する予定だ。

レバノン当局は、イスラエル国境近くの南部で、ヒズボラの軍事インフラの解体を進めていると述べている。

イスラエルは11月の停戦合意後もレバノンへの攻撃を継続し、ヒズボラの目標を攻撃したと主張し、ベイルートがヒズボラの武装解除に十分な措置を講じていないと非難している。

停戦合意によると、ヒズボラは戦闘員をリタニ川以北、イスラエル国境から約30キロメートル離れた地域に後退させることになっている。

イスラエルはレバノン全土から部隊を撤収する予定だったが、戦略的に重要な5カ所に部隊を駐留させたままにしている。

AFP

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