
ジュバ:現地当局者によると、今週初め、南スーダンとウガンダの国境付近で、南スーダンの治安部隊員少なくとも 5 人がウガンダ軍との衝突で死亡した。
ウガンダは、貧困に苦しむ南スーダンに関与してきた歴史があり、3 月以来、特殊部隊の派遣など、サルバ・キール大統領に軍事支援を続けてきた。
月曜日に中央エクアトリア州でウガンダ人民防衛軍(UPDF)と政府軍との間で発生した衝突のきっかけは不明で、南スーダン人民防衛軍(SSPDF)が確認した。
衝突が発生したカジョ・ケジ県の警察は、水曜日に発表した声明で、「SSPDFの将校2人、刑務官2人、警察官1人が死亡した」と述べた。
声明は、現地の軍司令官ヘンリー・ブリー氏の言葉を引用し、ウガンダ軍は「戦車と砲兵で重武装」しており、19人の「共同作戦部隊」を標的としたと述べた。
ウガンダ政府からはコメントはない。
現地の県当局者の以前の声明では、「双方に死傷者が出ている」とされていた。
ウガンダは、2013年にスーダンから独立してわずか2年後に内戦が勃発した際、キールを支援するために部隊を派遣した。
キール大統領と長年のライバルであるリク・マチャール氏との内戦は5年間続き、2018年に権力分与合意が成立するまで、約40万人が死亡した。
今年3月、キール大統領が再びマチャール氏に対して行動を起こした際、ウガンダは再び特殊部隊を派遣し、最終的にマチャール氏を自宅軟禁下に置いた。
これにより、権力共有合意は事実上破綻し、軍とマチャール氏の民族であるヌエル族の民兵組織との間で衝突が勃発した。
ウガンダ軍は、南スーダンの東北部でヌエル民兵に対して化学兵器、具体的には可燃性液体を含むドラム缶爆弾を使用し、民間人を殺害したとの非難を受けている。
ウガンダはこれらの非難を否定している。
AFP