
テヘラン:木曜日、イラン革命防衛隊に110隻の新しい戦闘艇が配備された。これを受けて、イランはペルシャ湾にいる米海軍に警告をした。
国営テレビによると、この船にはアシュラ級の高速艇、ゾルファガール沿岸警備船、タレグ潜水艦が含まれる。
「今日、私たちがお伝えしたいことは、アメリカ人がどこにいようとも常に私たちは彼らのすぐ隣にいるということです。近い将来、アメリカ人は私たちの存在をさらに強く感じるようになるでしょう」とイラン南部での式典中、イラン革命防衛隊の海軍少将アリレザ・タンシリ氏は述べた。
昨年、イランと米国は2度にわたり全面的な対立の危機にさらされた。
最近のこの大敵同士の対立は、4月中旬に米国がペルシャ湾でイラン革命防衛隊から挑発行為を受けたと非難した後に起きた。
「防衛を続けながら前進することが私たちの仕事です」とイラン革命防衛隊の司令官ホセイン・サラミ少将は述べた。
「しかし、これは敵に無抵抗でいることではありません」と付け加え、イランは「敵に屈することはありません」と指摘した。
サラミ氏によれば、イラン革命防衛隊の海軍は「領土の独立と保全を守り、海軍の利益を保護するため、敵を追跡して破壊する」までイランの海軍力を拡大するように指示されている。
2018年、トランプ米大統領がイランの核計画制限と引き換えに経済制裁を緩和する合意を一方的に撤回したことで、両国間の数十年にわたる厳しい関係がさらに悪化した。
1月、米軍が防衛隊対外工作部門のコッズ部隊司令官カセム・ソレイマニ氏を空爆で殺害したことにより、両国の緊張はさらに高まった。
ロイター通信