
ラファ/カイロ: エジプトは月曜日、カイロでの停戦努力が続くなか、国連安全保障理事会の決議に裏付けられ、「政治的な地平線」を伴うのであれば、ガザに派遣される可能性のある国際軍に参加する用意があると述べた。
エジプトのバドル・アブデラティー外相は、ラファ検問所で行われたパレスチナのムスタファ首相との共同記者会見で、「我々はもちろん、ガザに派遣される国際軍を、いくつかの具体的な条件の下で支援し、貢献する用意がある」と述べた。
「まず第一に、安全保障理事会の決議、明確な任務、そしてもちろん、政治的な地平線を確保することだ。政治的地平がなければ、そこに軍隊を展開するのはナンセンスだ」。
アブデラティ氏は、政治的な枠組みがあれば、国際部隊はより効果的に活動でき、パレスチナ人が「自分たちの祖国で独立したパレスチナ国家を実現する」ことを支援できると述べた。
ムスタファは、戦後は一時的な委員会が領土を管理し、全権はパレスチナ政府に残ると述べた。「われわれはガザに新しい政治的主体をつくるわけではない。むしろ、ガザにあるパレスチナ国家とその政府の諸機関を再活性化するのだ」と述べた。
ハマスは以前から、「救援活動、復興、統治を監督する」ための一時的な委員会の構想を歓迎しているが、同グループがガザの支配権を手放す意思があるかどうかは依然として不明だ。
一方、アブドゥルファッター・エルシーシ大統領はカイロでカタールのシェイク・モハンマド・ビン・アブドゥラフマン・アル・サーニー首相と会談し、ガザ情勢とより広範なパレスチナ問題について話し合った。
両首脳は、ガザでの停戦を実現し、人道支援を迅速かつ滞りなく届け、人質や捕虜の解放を確保することの緊急性を強調するとともに、パレスチナ人の軍事的な再占領や移住を拒否した。
シシとシェイク・モハメッドは、国際決議に従い、東エルサレムを首都とする独立したパレスチナ国家を樹立することが、恒久的な平和と安定のために不可欠であることを再確認した。
また、停戦後直ちにガザの復興を開始し、パレスチナ政府や国連と連携して国際復興会議の準備を進める必要性を強調した。
双方は、パレスチナの主権を支持し、パレスチナの市民を保護し、持続可能な和平のための政治的解決を進めるための共同外交努力を継続することの重要性を強調した。