
ドバイ:イランの最高指導者は、核開発をめぐる西側諸国との対立の中で、米国との現在の状況は「解決不可能」であり、テヘランは決してワシントンに従えという圧力には屈しないと述べたと、国営メディアが日曜日に報じた。
イスラム共和国は、米国とイスラエルが6月の12日間の戦争中に核施設を爆撃した後、米国との核交渉を中断した。
アヤトラ・アリ・ハメネイ師の発言は、イランと欧州諸国が金曜日に、テヘランの核濃縮作業を抑制するための完全な交渉再開に向けた協議の再開に合意した後のことだ。
「彼らはイランがアメリカに従順であることを望んでいる。イラン国民は、そのような誤った期待を抱く人々に対して、あらゆる力をもって立ち向かうだろう」と、アヤトラ・アリ・ハメネイ師は語ったと報道された。
「米国に反対するスローガンを発するな、米国と直接交渉しろと言う人々は、体裁しか見ていない。この問題は解決不可能だ」
フランス、イギリス、ドイツは、テヘランが交渉のテーブルにつかなければ、国連の対イラン制裁を “スナップバック “メカニズムで再開する可能性があると述べている。
ヨーロッパ諸国はアメリカとともに、イランが核兵器開発を目指していると言っている。イランは原子力開発にしか興味がないと言っている。
ロイター