
ダマスカス:シリアのアフメド・アル・シャラア暫定大統領は来月、国連総会で演説する。
シャラア氏は「ニューヨークで開催される国連総会に参加し、スピーチを行う予定だ」と、メディアへの説明権限がないため匿名を要求している。
シャラア氏は、イスラム主義グループが連合軍を率い、14年近くに及ぶ過酷な内戦の末、長年の支配者バッシャール・アサドを倒した後、12月に政権を握った。
「彼は、ヌレディン・アル・アタシ元大統領(1967年)以来、国連で演説する初めてのシリア大統領となり、9月22日から30日に予定されている総会のハイレベル・ウィークに参加する初めてのシリア大統領となる」と、関係者は付け加えた。
政権奪取以来、シリアの新政権は地域的・国際的な支持を得ている。
4月、シリアのアサード・アル・シャイバニ外相は初めて国連で演説し、ニューヨークの国連本部で自国の新しい国旗を掲げた。
シャラア氏は5月にサウジアラビアでドナルド・トランプ米大統領と会談し、その1週間後にはパリでエマニュエル・マクロン仏大統領と会談した。
シャラア氏は、ジハード主義者として指名手配されていた過去があるため、国連の制裁と渡航禁止措置の下にあり、すべての海外渡航の免除を申請しなければならない。
AFP