
アラブニュース
ドバイ:新型コロナウイルスが世界的大流行するさなか、アラブ首長国連邦ではある程度正常なレベルに戻り始めたため、全政府職員の半数が6月7日、日曜日に職場復帰する。
政府が水曜遅くに発表した内容よると、この決定は、連邦政府職員の30%が先週問題なく職場復帰したことを受けたものだという。
国営通信社のWAMは声明で、「この動きは、政府が業務を通常通り行い、従業員とサービスを徐々に復帰させようとする努力の一環である」と述べた。
妊娠中の女性や障害者、免疫力が低下している人、ぜんそくや糖尿病などの慢性疾患のある人は、職場への復帰が免除され、在宅勤務が継続される。
また、9年生以下の子どもや常時介護が必要な障がいのある子どもの面倒をみている女性や高齢者は、職場復帰が免除される。また、健康上のリスクを抱える人とと共同で生活していたり、そのような人たちと常に接触がある従業員も在宅勤務を継続する。
政府の発表では、職員の安全を確保するためには、身体的距離を保つなどの予防措置を続けることが必要だということが強調された。