
ダウド・クッタブ
アンマン:ヨルダンのアイマン・サファディ外相が木曜、イスラエルが領土の一部併合を計画するヨルダン川西岸を予告なしで訪問し、パレスチナ人を支持する「歴史的なメッセージ」を伝えた。
サファディは注目を浴びた会合で、パレスチナのマフムード・アッバース大統領に対して支持を表明するヨルダンのアブドゥッラー国王からのメッセージを伝えた。アッバース大統領はイスラエルの提案に対するパレスチナの反対を後押ししている。
ヨルダン情報部の幹部アーメド・フスニ少将を同伴したサファディは、パレスチナ情報部のマイディ・ファラジ長官およびアッバースの政治顧問マイディ・ハリディ、並びに民政大臣フセイン・シェイクと面会した。
サファディは会合後、パレスチナ人を支持するヨルダンの立場は依然として強力であると述べた。
「我々の立場は確固とした歴史的なもの。国王からの継続的な指示を受けるヨルダンは、同胞のパレスチナ人の正当な権利を支持することにおいて、彼らと共にある」と、彼は述べた。
ヨルダンもパレスチナ人たちもイスラエルの計画に強く反対しており、阻止するためのロビー活動を続けてきた。
サファディは併合について、二国間解決を「破壊」する行為と非難した。
「和平プロセスの根底を台無しにし、同地域の人々が平和で安全で安心して暮らす権利を否定することになる」と、彼は述べた。
パレスチナのリアード・アルマーリキ外相は、この会合は「占領下にあるパレスチナ領土の大部分を併合しようとしているイスラエルを阻止する方法、および我々の目標達成に向けた共同行動を調整する方法に重点が置かれた」と述べた。