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国連特使、イエメン全土での軍事的激化を非難

23 Jun 2020
マーチン・グリフィス・イエメン担当特使は、ニューヨークで資料写真が撮られた2019年5月15日に国連で演説をした。(AFP)
マーチン・グリフィス・イエメン担当特使は、ニューヨークで資料写真が撮られた2019年5月15日に国連で演説をした。(AFP)
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Updated 23 Jun 2020
23 Jun 2020
  • この軍事的激化は不当であり、平和を求めるイエメンの男女の望みに反する。イエメンでの日々の生存競争はさらに困難になり、国を荒廃させているCOVID-19の流行に対処する取り組みは妨げられている

Saeed Al-Batati

ムカッラー、イエメン:マーチン・グリフィス・イエメン担当特使は、イエメンで反目し合う派閥に対し、マ-リブやジャウフ、その他の紛争地域で激化している軍事行動をやめるよう要請した。

「私は、当事者に対し、段階的に縮小し、平和を実現する機会を設け、合意に達することを目指した国連の取り組みに建設的に関わり合い続けることを再度要請します」とグリフィス氏は21日、声明で述べた。「彼らが、誤った判断に基づき、イエメンにさらなる暴力と苦痛をもたらすだけの、領土獲得の追求を控えることを願っています」

戦争終結につながる可能性がある和平交渉の成功に向けて土台作りをするというイエメンの当事者たちの約束とこの激化は矛盾している、と同氏は付け加えた。

グリフィス氏は、中部の都市マーリブへの軍事攻撃をエスカレートさせているハウチ派の名前を挙げずに、マーリブは数千人の国内避難民を受け入れ、貴重なガスと石油資源を保有しているため、紛争から免れるべきだと述べた。

「この軍事的激化は不当であり、平和を求めるイエメンの男女の望みに反しています。イエメンでの日々の生存競争はさらに困難になり、国を荒廃させているCOVID-19の流行に対処する取り組みは妨げられています」

軍司令官によると、最近の暴力行為の激化は1月から始まり、数千人もの人々が死傷し、マーリブではハウチ派のミサイルと無人機による攻撃で110人以上の兵士が死亡したという。

グリフィス氏は、別の短い声明で、分離独立派によるイエメンの離島ソコトラの占拠につながった、ソコトラでの衝突への懸念を表明した。

同氏は、イエメン政府および分離独立派の南部移行評議会に対し、双方の緊張を和らげるために昨年サウジアラビアが仲介したリヤド合意を直ちに実行するよう要請した。
「ソコトラにおける緊張および国家機関の武力による占拠を深く憂慮しています。私は、イエメン政府と南部移行評議会に対し、サウジアラビア王国の後援を受けたリヤド合意を速やかに実行するよう求めます」
イエメン軍の報道官であるAbdu Abdullah Majili准将は緊張緩和の呼び掛けに対し、ハウチ派が休戦を全く守らずにマーリブを攻撃していたのだから、グリフィス氏は彼らを批判し、彼らに嘆願すべきだと述べた。

Majili氏は「イランの支援を受けたハウチ派が、激化していることについて非難されるべきです。国軍はラマダン中、一方的に戦闘をやめました。ハウチ派民兵はそれに従わず、私たちを攻撃し続けました」とアラブニュースに市内から電話で話した。

この24時間で戦闘は激化している。イエメン軍は、ここ数ヶ月でハウチ派に占拠されたジャウフ、マーリブ、バイダーの戦略拠点の奪還に向けて突き進んでいる。

兵士によると、中部の県バイダーで、ハウチ派が21日に発射した、爆発物を積んだ無人機が、イエメン政府軍兵士が集まっていた場所に落ち、4人が死亡、数人が負傷した。軍隊はハウチ派をカニアから駆逐するために戦っていた。「標的となった兵士たちはアブ・エシャ族出身で、無人機が彼らを襲ったとき、カニアの戦場に向かっていました」と彼は、匿名を希望し、アラブニュースに話した。

イエメン国防省によると、サウジアラビア主導の連合軍の戦闘機が反乱軍の集会と軍の増援部隊を標的にしたため、軍隊と、連合した部族民がカニアでハウチ派数十人を死傷させた。

バイダーでハウチ派への反乱を主導した部族指導者Yasser Al-Awadhi氏によると、同県でも、ラドマンでハウチ派との戦闘が続いたため、部族民が16人殺され、70人が負傷したという。先月初めにハウチ派が、女性一人を殺害した地元の戦闘員の処罰を拒否して以来、緊張が高まっている。

マスコミの報道によると、ハウチ派は、部族民との衝突後、ラドマンの村々を激しく砲撃し、襲撃した。Al-Awadhi氏と部族民らは、家を捨てて逃げた後、バイダーのカニアから戦闘を指揮していると考えられている。

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