
フランス・パリ:フランスのエマニュエル・マクロン大統領は8月6日、市内で100人以上が死亡した倉庫の爆発事故を受け、ベイルートを公式訪問した。
マクロン大統領をレバノンのミシェル・オウン大統領が滑走路で出迎えた
マクロン大統領の飛行機は、6時(グリニッジ標準時)直前に離陸していた。
マクロン大統領はレバノンへの緊急援助を呼びかけようとしているが、フランスの旧植民地では、137人が死亡、5,000人以上が負傷し、近隣地域全体が破壊された爆風(ベイルート港の無防備な硝酸アンモニウムの貯蔵庫が原因とされる)からわずか2日後に、期限を過ぎた改革に向けて圧力をかけると予想される。
「大統領にとってこれは、フランスの役割であるその存在感の主張、そしてレバノンへの信頼の表明に関わる問題だ」と大統領官邸は述べた。
マクロン大統領は15時30分(グリニッジ標準時)に記者会見を行う予定だ。
「今回の訪問は、紛争を制限し、即時の援助を提供し、長期的な展望を開くレバノン復興のための協定の基礎を築く機会でもある」とエリゼ宮は述べている。
8月5日、フランスは救急隊員、医療機器、移動診療所を積んだ3機の飛行機をベイルートに送った。
2機の軍用機は、55人の捜索救助隊員と25トンの医療品を乗せてパリ郊外のシャルル・ド・ゴール空港を出発した。
レバノン出身である海運大手CMA-CGMの最高経営責任者ロドルフ・サーデによって提供された3機目の飛行機は、医療機器と9人の医療チームと共にマルセイユから離陸した。
一方、レバノンのラウル・ネーム経済相は、同国および同国の銀行の財政能力は「非常に限られている」と言い、国際的な援助なしでは、資金的に爆発の影響に立ち向かうことはできないだろうと述べている。
–AFP