・レバノンは火曜日、525人のCOVID-19新規感染者と12人の死亡者を記録した
・同国は首都で起きた壊滅的爆発により、感染の急増に見舞われた
ベイルート:レバノンの暫定内閣のハッサン・ディアブ首相は水曜日、同国が、8月4日にベイルートで起きた大規模爆発による感染者数の急増に次いで、同国におけるコロナウイルス発生の制御ができなくなる危険性がある、と述べた。
「感染者数はかなり増加しており、これが続くようであれば、我々はこの流行病の制御ができなくなります」とディアブ首相は最高防衛評議会によって発行された声明の中で述べた。
レバノンは火曜日、525人のCOVID-19新規感染者と12人の死亡者を記録した。同国は今月初め、首都で起きた壊滅的爆発により、感染の急増に見舞われた。
感染者は、爆発の被害者が治療を受けていた病院内で感染が拡大したため、この爆発によりここ2週間で倍増した、と医師らは述べている。
政府は先週の金曜日、地域社会の感染拡大に対処できるよう支援するため、部分的なロックダウンを課した。しかし、午後6時から午前6時までの外出禁止令を含むこの封鎖が行われても、爆発による被害を受けた地域の瓦礫を片付け、修理を行い、支援をする必要がまだある。空港は、同国での搭乗前と到着時に旅行者にPCR検査を義務付けて営業を行う。