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ロケット弾や焼夷風船への報復として、イスラエルがハマスを攻撃

イスラエル軍軍用機が金曜日、ガザ市上空で空爆を行った後、遠くに煙が上がっている。(AFP)
イスラエル軍軍用機が金曜日、ガザ市上空で空爆を行った後、遠くに煙が上がっている。(AFP)
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29 Aug 2020 08:08:03 GMT9
29 Aug 2020 08:08:03 GMT9
  • イスラエルによるガザ地区封鎖強化に対し、圧力をかけようとするハマス

 

ガザ地区:金曜日、イスラエルの戦車や戦闘機が、ガザ地区にあるハマス陣地を攻撃すると、ハマス軍はイスラエル南部に向け、6発のロケット弾を発射した。調停へ向けた国際的な取り組みにも関わらず、3週間続く軍事的対立の再燃は、全く収拾していないと軍は述べた。

どちら側にも死傷者が出たという報告はされていない。

夜明け前の空爆と砲撃に報復し、ハマスが6発のロケット弾を一斉に発射すると、イスラエルのコミュニティで未明、警報が鳴り響いた。

2007年からガザ地区を支配してきたハマスは、ロケット弾は「イスラエルの占領者によるエスカレーションへの直接的対応だ」と述べた。

イスラエル軍によると、ガザ地区から飛ばされた焼夷風船によりイスラエルの農地が焼かれたことを受け、夜間にハマスの地下インフラや軍事駐屯地を攻撃したという。

ハマスはその後、イスラエルに向け6発のロケット弾を発射。イスラエルによるハマスの武装訓練所への攻撃に対する第2ラウンドを描いていると、イスラエル軍は述べた。

イスラエル軍のスポークスマンによると、ガザ地区からのロケット弾が実際に地面に落ちたかどうかは定かでないが、アイアンドームによる迎撃を受けたものはなかったという。

ハマスは、ガザ地区の封鎖緩和とより多くの投資が受けられるよう、イスラエルに圧力をかけようとしてきたが、そのための手段の一つとして、この数週間、パレスチナ人に発火材を積んだ多数のヘリウムガス風船をイスラエル南部に向けて飛ばさせた。しかし、これまでのところ、イスラエルはガザ地区の封鎖を強化している。

イスラエルは、もし焼夷風船を飛ばすのを止めれば、発電所のための燃料供給の再開と、封鎖緩和をしても構わないと発言したと報じられている。

消防本部によると、風船や膨らましたコンドーム、ポリ袋につけられた粗悪な爆弾により、イスラエル南部で400件以上の火災が起きているという。

国連やエジプト、カタールの調停役が、平穏を取り戻すために努めており、エジプト代表団は停戦の更新を仲介しようと、双方の間を行き来している。

イスラエルは8月6日以来、2週間にわたり、焼夷風船への報復として、ほぼ連日ガザ地区を爆撃してきた。

緊張状態が高まる中、イスラエルはガザ地区との唯一の商業用国境ゲートを閉鎖、海上からのアクセスを禁止し、沿岸部への燃料の輸入を停止。それにより、先週、唯一の発電所が停止となった。

保健当局者は、発電所の停止により、200万人のパレスチナ人が暮らし、貧困に苦しむガザ地区で、新型コロナウイルスの流行を悪化させる可能性があると懸念を表明している。

ガス資源が豊富なカタールからの貧困地域への財政援助は、2018年11月に合意され、数回更新されてきた最新の停戦合意の主要な構成要素となっている。

しかし、イスラエルはまた、約200万人が住むガザ地区での、50%を超える失業率を軽減するため、他の措置を講じた。

その実施をめぐる意見の相違が、国境での軍事対立の再燃を煽ってきた。

このような対立の再燃は、2008年、2012年、2014年に大規模な紛争へとエスカレートし、調停役は、新たな戦争が起きるのを阻止するため、奔走してきた。

ロイター/AFP

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