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UAEがイスラエルに対する経済・金融ボイコットを解除

UAEとイスラエルは8月13日に関係正常化の歴史的な合意を結んだ。(資料写真/AFP)
UAEとイスラエルは8月13日に関係正常化の歴史的な合意を結んだ。(資料写真/AFP)
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29 Aug 2020 10:08:31 GMT9
29 Aug 2020 10:08:31 GMT9
  • UAEの個人と企業はイスラエルの取引相手と取引や契約を締結することができる
  • 2国間の貿易も確立される

アラブニュース

ドバイ:アラブ首長国連邦のシャイフ・ハリーファ・ビン・ザーイド・アルナヒヤーン大統領が土曜、イスラエルに対する経済ボイコットを解除する国王令を発布した。国営通信社WAMが伝えた。

この国王令により、UAEの個人および企業はイスラエルの取引相手との取引や契約を締結することが可能になる。また、両国間の貿易も確立される。

イスラエルは金曜、同国初のアブダビ行き商用旅客便を運航リストに登録した。国営航空会社エル・アルが8月31日に当該ルートをフライトする。

イスラエル空港局のウェブサイトによれば、このフライトにはLY971の番号が割り当てられ、これがUAEの同意する国際コーリングコード番号となる。

火曜にテルアビブのベン・ガーオン国際空港に戻る便には、イスラエルの国際コーリングコードとしてLY972が割り当てられる。

UAEとイスラエルは8月13日、米国のドナルド・トランプ大統領の仲介により歴史的な合意に達した。合意により2国間の外交関係は全面的に正常化し、この湾岸国はイスラエルと正式な関係を結ぶ3番目のアラブ国家となる。

UAE、イスラエル、および米国は共同声明で、「この歴史的な外交上の進展は中東地域の平和を前進させるだろう。これは3カ国の指導者たちの大胆な外交手腕とビジョンの証であり、同地域の大きな可能性を解き放つ新たな道を計画するアラブ首長国連邦とイスラエルの勇気の証明である」と述べている。

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