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米国の判事、カタール首長の弟に対する訴訟の棄却を拒否

訴訟の原告は、シェイク・ハリード被告が同被告の妻の運転手として働いていたインド人従業員を殺害し、レース業界のライバル数人の殺害を命じ、米国内外で広範な違法行為を行っていたと主張している。(Facebook)
訴訟の原告は、シェイク・ハリード被告が同被告の妻の運転手として働いていたインド人従業員を殺害し、レース業界のライバル数人の殺害を命じ、米国内外で広範な違法行為を行っていたと主張している。(Facebook)
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17 Oct 2020 08:10:33 GMT9
17 Oct 2020 08:10:33 GMT9
  • この決定により、被告と契約していた6人のアメリカ人が提訴していた訴訟を進めることが可能になる
  • シェイク・ハリード被告とアル・アナビ・レーシングUSA LLCに加えて、訴訟では他にも1人と3つの法人が訴えられている。

Ray Hanania 

シカゴ:今週、米国の連邦判事は、カタールのタミーム・ビン・ハマド・アル・サーニー首長の弟が一連の違法行為で訴えられた訴訟の棄却を求める申立てを却下した。

この決定により、シェイク・ハリード・ビン・ハマド・ビン・ハリファ・アル・サーニー被告と契約し、同被告によるアメリカのレースネットワークのために働いていた6人のアメリカ人によって起こされた訴訟を進めることが可能になる。

訴訟の原告は、シェイク・ハリード被告が同被告の妻の運転手として働いていたインド人従業員を殺害し、レース業界のライバル数人の殺害を命じ、米国内外で広範な違法行為を行っていたと主張している。

シェイク・ハリード被告は当初、2019年にフロリダ州で訴訟が起こされた際、訴訟を回避しようとしていた。しかし、2020年6月にマサチューセッツ州で自身のレーシング会社「アル・アナビ・レーシングUSA LLC」を相手取って再提訴された際には対応を迫られ、8人の弁護士を雇って棄却の申立てを行った。

訴訟では、シェイク・ハリード被告とアル・アナビ・レーシングUSA LLCの他に、ドナルド・グリーンバウム被告、アル・アナビ・レーシング・リミテッド、スピードテックLLC、アル・アナビ・パフォーマンスLLCの1人と3つの法人が訴えられている。グリーンバウム被告はアル・アナビ・レーシングUSA LLCとシェイク・ハリード被告が所有していると訴状で主張されている他の会社を代表している。

連邦裁判所のリチャード・G・スターンズ判事は、80以上の別個の法的申し立てと回答は、解読が不可能なほど複雑であり、双方に対して訴訟を整理するよう指示し、原告側の弁護士であるレベッカ・カスタネダ氏に2週間後に再提出するよう求めた。

スターンズ判事は次の決定をした。「裁判所は、訴訟の棄却を求めた被告の申立てを却下し、より明確な陳述を求めた被告の申立てを許可する。原告は、2020年10月30日までに修正した訴状を提出しなければならない。修正した訴状では、本質的でない主張を排除し、簡略化された方法で事実を主張し、どの主張が各訴因に関連するかを合理的な知性を持つ人が理解できる言葉で示さなければならない。これが満たされない場合、訴訟は棄却される」

この訴訟では、被告と契約していた6人の人物が、29の別々の訴因の概要を説明しており、麻薬、性的倒錯、暴力というこのプレイボーイのレースカードライバーが送る生活の恐ろしく暴力的な裏の世界の内側を見ることができる。

訴訟の中で、カスタネダ弁護士はシェイク・ハリード被告が「敵意に満ちた環境を作り、従業員を不当に監禁し、人身障害を起こし、従業員を暴行し、精神的苦痛を与え、報復を行い、意図的にビジネス関係を妨害した」と主張している。

当初の訴訟には、マシュー・ピタード氏とマシュー・アレンデ氏の2人の元従業員が含まれていた。しかし、アメリカのレースカー業界の大物であるシェイク・ハリード被告は、アメリカの法律で義務付けられている訴状の送達を回避した。同被告の弁護士も、再三にわたるメールでの問い合わせに返答していない。再び起こされた訴訟には、シェイク・ハリード被告と契約していた他の人物が新たに原告として加わった。新たに加わった原告は、テリー・ホープ氏、ロバート・フォン・スミス氏、ジェイソン・モレンブリンク氏、ラメズ・トーメ氏で、全員アメリカの国民だ。

この訴訟では、シェイク・ハリード被告と同被告の16の別名に加えて、アル・アナビ・レーシングUSA LLCの29の子会社または同社の「分身」と、その社長兼CEOであるドナルド・グリーンバウム被告が訴えられている。

訴状によると、シェイク・ハリード被告はホープ氏とピタード氏に雇用の条件として「8つの別々の殺人計画」を実行するよう命じたという。ホープ氏はアメリカのサーキットの責任者とその妻を「忠誠心を証明するために」殺すように言われた。シェイク・ハリード被告はまた、同じ競技に出場していたバーレーン王室の一員の殺害を命じた。

カスタネダ弁護士は、シェイク・ハリード被告がアレンデ氏とピタード氏に、同被告の妻の友人だったモロッコ人女性の殺害を命じたと主張している。カスタネダ弁護士は、同被告は兄のアル・サーニー首長とカタールが、サウジアラビアと他のアラブ3か国と国際的に対立していた時期に、その女性がサウジアラビア人に厄介な情報を流すことを恐れたと述べた。

この訴訟では、2011年2月と2012年2月にシェイク・ハリード被告が、自身の会社の国際的なランキングを上げることを期待し、アラビアン・ドラッグ・レーシング・リーグの「バトル・オブ・ザ・ベルト選手権」の結果を不正に操作しようとしたと主張している。

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