
アラブニュース
ドバイ:エジプト人国外居住者による同国議会選挙の第一段階の投票が水曜から始まる。投票は金曜まで行われる。地元の日刊情報メディア「アハラム・オンライン」が報じた。
全国選挙局(NEA)によれば、海外に住むエジプト人は124ヶ国の同国大使館や領事館に設置された約140ヶ所の投票所を利用して、郵便投票の方法で投票を行うことができる。
「投票者はそれぞれの選挙区によって異なる個別リストシステムから候補者を選び、クローズドリストシステムからその他を選ぶ」と、同報道は付け加えた。
海外居住者はNEAのウェブサイトで自分の登録コードを入力することにより、月曜と火曜に印刷された投票用紙を用意することが求められた。
投票用紙は、投票者の宣言書、投票者の国民識別カードまたはパスポートのコピー、および居住証明書と共に封筒に入れて提出する必要がある。それらの書類は同国外交使節団の選挙委員会宛に速達便で送られなければならない。
10月21日から11月30日までの選挙の第一段階は、アレクサンドリア、ルクソール、アスワン、ギザ、ファイユム、ベニスーフ、ミニヤー、アシュートを含む14の県が対象となる。
一方で、海外に居住するエジプト人を対象とする決選投票の第一段階は11月21日から23日まで行われる。国内では11月23日から24日まで行われ、遅くても11月30日には最終結果が公表されると、同報道は伝えた。
同選挙では合計568の議席が争われる。その他に大統領の選ぶ追加の28席を加え、議席数は全部で596席となる。