
モハメド・アブ・ザイド
カイロ—– エジプト外相は、占領下のヨルダン川西岸地区にあるパレスチナ人のフムサ村の70以上の家屋や建物を破壊したとしてイスラエルを非難した。子供を含む80人が住処を奪われた。
外務省は声明で「これは明らかに国際法および国際人道法の決定に背く行為である」と述べた 。
「これらの行動は、二国間解決の障害となっているだけでなく、パレスチナの人々を苦しめている困難な人道的状況やコロナウィルス感染拡大関連の難題を悪化させており、同地域が真に平和な包括的安定を得る機会の妨げとなっています。」パレスチナのモハマド・シュタイエ首相は次のように話した。「これは、ヨルダン渓谷のパレスチナ人に対するものとしては最大の破壊行為であり、新たなイスラエルの違反行為、国際法違反になります。我々パレスチナ人と国際共同社会に対するさらなる挑戦であり、1967年の合意国境線でエルサレムを首都として我々が独立国家を建設する可能性を組織的に破壊する行為です。」
シュタイエ首相は、フムサ村や何十もの同様の共同社会の住人を追い出す行為をやめさせ、イスラエルの継続的な違反行為からパレスチナの人々を保護するよう、海外の同盟国に介入を求めた。また、犯罪行為を隠すためにパレスチナは米国大統領選に注目が集まっている時に行動を起こしたと主張した。