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イランがシリアでの「顧問」の役割を攻撃するイスラエルの試みを潰すことを誓う

首都ダマスカス上空でイスラエルの攻撃を迎撃するシリア航空防衛隊。2020年2月24日撮影。イランはこれからも必要な限りシリアへ軍事アドバイザーを提供し続けるとしている。(AFP資料写真)
首都ダマスカス上空でイスラエルの攻撃を迎撃するシリア航空防衛隊。2020年2月24日撮影。イランはこれからも必要な限りシリアへ軍事アドバイザーを提供し続けるとしている。(AFP資料写真)
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22 Nov 2020 11:11:03 GMT9
22 Nov 2020 11:11:03 GMT9
  • テヘランを安全保障上の最大の脅威と見なすイスラエルは、シリアでイランや同盟武装集団の標的を繰り返し攻撃してきた

ドバイ:イランが日曜、シリアでの同国の役割を損なおうとするイスラエルのあらゆる試みを打倒すると誓い、イスラエルによる「奇襲」攻撃の時代は終わっていると述べた。これより数日前、イスラエルがシリアでシリア軍とイラン人民兵組織を標的に空爆を実施していた。

テヘランを安全保障上の最大の脅威と見なすイスラエルは、シリアでイランや同盟武装集団の標的を繰り返し攻撃してきた。テヘランはシリアで2012年以来、バッシャール・アサド大統領と彼の軍隊が抵抗勢力や武装集団と戦うのを支援してきた。

水曜、イスラエル軍の広報官が、ダマスカス国際空港にあるイランの本部と、「イランの高官代表団が作戦行動のためシリアに来た時にもてなす施設」として使われている「秘密の軍施設」を含む8つの標的を攻撃したと述べた。

外務省広報官のサイード・カティーブザデーはバーチャル記者会見で、「シオニスト政権(イスラエル)は奇襲の時代が終わっていることをよく分かっており、それゆえに非常に用心深くなっている」と話した。

イランはシリアに軍隊を置いていることを否定し、軍事アドバイザーとして司令官を同国へ送ってきたと述べている。テヘランは、これからも必要な限りシリアに軍事アドバイザーを提供し続けるとしている。

「シリアにおけるイランの存在は顧問としての役割であり、当然ながらこの顧問としての存在を何者かが邪魔すれば、それを潰すことで反応することになる」と、カティーブザディーは述べた。

戦争監視機関のシリア人権監視団によれば、イラン国境外側での軍事行動に責任を負うイランのエリート部隊であるイスラム革命防衛隊の一部隊ゴドス軍の5人のイラン人を含む少なくとも10人が、攻撃中に殺害されたという。

「シリアでのイラン軍の殉教は確認していない」と、カティーブザディーは述べた。

ロイター

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