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米国がイランのミサイル計画の関連団体を制裁へ

先月の防空演習中に発射されるイランのミサイル。(AFP)
先月の防空演習中に発射されるイランのミサイル。(AFP)
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26 Nov 2020 05:11:47 GMT9
26 Nov 2020 05:11:47 GMT9
  • エリオット・エイブラムス特使が警告:「米政府はイランに圧力をかけ続ける」
  • ミサイル計画を後押ししているとして中露の団体を非難

ワシントン:米国が25日にイランに関連した制裁を4団体に課す、と米国のエリオット・エイブラムス・イラン担当特使は述べ、中国とロシアの団体がイランのミサイル計画を後押ししているとして非難した。

特使はアメリカ政府が圧力をかけ続けると警告した。今後数週間、そして12月・1月にかけて、武器や大量破壊兵器、人権に関連する制裁が想定される。

「われわれは来週、再来週、その翌週、そして12月と1月にかけて、武器や大量破壊兵器、人権に対応した制裁を行うだろう… したがって、制裁は今後数か月、最後の最後まで続くだろう」。エイブラムス特使はBeirut Instituteのバーチャルイベントの中でそう語った。

2年前、トランプ大統領は、バラク・オバマ前大統領が2015年に締結したイラン核合意を破棄し、核開発や弾道ミサイル開発、地域の代理部隊への支援の制限を目指す幅広い交渉へとイラン政府を引き込むための厳しい経済制裁を復活させた。それ以降、両国政府間の緊張が高まっている。

1月20日に就任予定のジョー・バイデン次期大統領は、イランが合意順守の姿勢を再び示せば、米国を核合意に復帰させると述べた。

エイブラムス特使は25日、新政権が、照明を切り替えるようにイラン政策を転換させると想定するのは誤りであり、イラン核合意に復帰するための交渉には何か月もかかると述べた。

ロイター

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