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「素晴らしい」目的地であるサウジアラビアはツーリズムインフラの整備が必要、世界的な旅行専門家が指摘

13 Feb 2020
サウジアラビアのワディ・アド・ダワシルとハラドの間の風景(AFP/ファイルフォト)
サウジアラビアのワディ・アド・ダワシルとハラドの間の風景(AFP/ファイルフォト)
「ここはどこ?」スローガンのもと昨年スタートしたキャンペーンへのフォローアップが必要だとナイジェル・デービッド氏は指摘した。(AN 画像)
「ここはどこ?」スローガンのもと昨年スタートしたキャンペーンへのフォローアップが必要だとナイジェル・デービッド氏は指摘した。(AN 画像)
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Updated 13 Feb 2020
13 Feb 2020
  • 「サウジアラビアは宗教ツーリズムの目的地である」いう認識を打ち破る必要性があると専門家は語る

Zaynab Khojji、ロンドン

世界有数の観光地入りを目指すサウジアラビア。そのためには観光客のためのインフラ環境を構築し、多様なアクティビティを提供する必要性があると、旅行・観光の専門家は水曜日、述べた。

サウジアラビアは49か国の国民を対象に、オンラインでの申請のほか、サウジアラビア到着時にビザを取得できる観光ビザの発給を開始。それにより経済の多角化を大きく前進させたと、世界旅行・観光評議会(World Travel and Tourism Council)の中東地域責任者、ナイジェル・デービッド(Nigel David)氏は説明した。さらに、国内総生産で観光業が占める割合を2030年までに現在の約3%から10%に拡大するという王国の目標に向けた第一歩であると付け加えた。

ロンドンで行われたアラブ・英国商工会議所(ABCC)の観光イベントの席で、同氏は「ここはどこ?(Where In The World)」のスローガンのもとに昨年開始されたキャンペーンのフォローアップが必要であるとアラブニュースに語った。同キャンペーンは、サウジアラビアの名所や自然の驚異を映像に収め、それがどこか視聴者に推測するよう促すもの。

「サウジアラビアは宗教ツーリズムの目的地であり、安全とは言えないという認識を持たれることがありますが、これは克服すべき課題です。実際のところ全てにおいて真逆だと言えます」

「『ここはどこ?』キャンペーンではそういったプロセスをスタートしましたが、ビザ取得がいかに簡単か、そしてより具体的に観光客が訪れたら何ができるかといったことについて今はフォローアップが必要です。それは非常に重要で最も大きな課題です」

「旅行とツーリズム2020:発展のための戦略」と題されたイベントで、同氏はそのように説明した。

750万人の外国人観光客を受け入れ、100万人を観光業界に直接従事させて上位5か国になるという「ビジョン2030」で掲げられた目標の達成にはまだまだ課題があるものの、発展に向けた「意欲と希望」があるという。

サウジアラビアの包括的な経済文化改革プログラムである「ビジョン2030」について、同氏は次のように語る。「サウジアラビアが観光業の果たす役割を認識しリーダーシップを持つことは大きな目標であり非常に重要です。それは意欲的な戦略であり、素晴らしいことです。彼らが巨大プロジェクトでやろうとしていることは、それが次世代IT都市「NEOM」の建設であろうと、紅海プロジェクトであろうと、ビジョンや意欲の明確さは全く素晴らしいものだと思います」

さらに、サウジアラビアではビジョンに対する認識が高く、「上層部だけではなく、草の根レベルにまで広がっています。現地の人々はこれに興奮して盛り上がり、楽しみにしています」と付け加えた。

アル・ウラーやNEOM、紅海といった場所は観光地候補として宣伝されており、国内の他の多くの地域も同様に観光客を受け入れる準備をしている。

サウジ観光・国家遺産委員会(SCTH)は、年間を通して国内11か所で異なるシーズンを開催。その中にはリヤド・シーズン、ディル・イーヤー・シーズンのほか、「タントラの冬」と銘打ったフェスティバルが開催されるアル・ウラー・シーズンなども含まれる。

「サウジアラビアは素晴らしい文化と伝統を持つ美しい国です。そこに住む人々も素晴らしく、今は彼らのドアと心を世界に向けて開く絶好のタイミングだと言えましょう。彼らはそれを実行し、とてもよくやっていると感じています」とナイジェル氏は説明した。

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