
ベイルート:戦争が続くシリア東部で、イスラエルによるものと思われる空爆により、少なくとも19人の親イラン民兵組織の戦闘員が死亡したと、戦争監視団が木曜日に述べた。
早朝の空爆は、デリゾール県のアブ・カマルの町の外にある、イランに支援された民兵の拠点を攻撃し、大半がパキスタン人の戦闘員を殺害したと、シリア人権監視団が述べた。
シリアの国営通信はこの攻撃について報道しておらず、イスラエルが個々の攻撃について認めることはまれであるが、監視団はユダヤ人国家イスラエルが土曜日以降、親イラン勢力に対し少なくともあと2つの空爆をおこなったと非難している。
英国を拠点としシリア国内に情報源のネットワークをもつこの監視団によると、水曜日早朝、少なくとも8人のイランの支援を受けた戦闘員がダマスカス近郊とシリア南部の攻撃で死亡した。
土曜の夜には、アブ・カマラ近郊での空爆により、親イラン民兵組織のイラクとアフガニスタン出身の戦闘員が少なくとも14名殺害されたと、監視団は述べた。
イランは、シリア内戦において、バッシャール・アル=アサド大統領の政権を支持している。
この最新の攻撃は、イスラエルの国連大使ギラード・エルダンが安全保障理事会に、シリアからイラン勢力を取り除くために早急に行動を取ることを求めた後に起こった。
AFP